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さくらリポート

日銀が10日発表した地域経済報告は「さくらリポート」と呼ばれています。「さくら」は春に咲く花ですが、夏でも秋でも冬でもこの愛称の「さくらリポート」という名称は変わりません。政府発行の報告書には「白書」など、色がつけられることが多いのですが、この地域経済報告は表紙の色が薄ピンクの桜色をしているからだそうです。

さくらリポートは、日銀が全国を9地域に分けて四半期ごとに景気情勢をまとめたもので、2005年4月に公表を始めました、それまでは全国を網羅した地域経済の報告書はなかったとのことです。

参考にしたのが米国で、米連邦準備理事会(FRB)の地区連銀経済報告が表紙の色から「ベージュブック」と呼ばれ、世界的に注目を集めてきており、日銀は地域経済報告を「日本版ベージュブック」と位置づけ、「日本らしい愛称で親しみを持ってもらいたい」と考え表紙を薄ピンクにして「さくらリポート」と呼び始めたそうです。

日銀や政府の報告書の重要な目的の一つは、国民に情報をわかりやすく伝えることですが、まともに読んだことがある人は一握りではないだろうかとのこと。「長すぎる」「表現が小難しい」との批判は以前からあり、表紙の色から名付けた愛称のように、中身もわかりやすく簡潔になってほしいものだとの意見もあるようです。

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