2014年11月
選挙とトラフグ
下関・南風泊(ハエドマリ)市場では、養殖トラフグが安いそうです。
一昨年に、東京都ふぐの取扱い規制条例及び東京都ふぐの取扱い規制条例施行規則を改正し、今までふぐ調理師以外は取り扱えなかったふぐ加工製品について、一定の条件を満たすことにより、ふぐ調理師以外の人でも取り扱えることができるようになったことで、取扱店舗が増えて消費が拡大すると見込まれ、生産者は供給を増やしたが見込んだほど需要が伸びなかったそうです。
総務省が28日発表した10月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は1世帯当たりで、前年同月比4.0%減少し、前年同月を下回るのは7カ月連続とのことですから、財布の紐も堅い様子ですね。
例年だと、高級魚とされるトラフグは鍋シーズンの冬に需要が増えるが、「選挙は宴会の減少につながる」との憶測から需要縮小を見込む声もあるとのことです。
卸値は昨年からのもちあいで、2年前と比べ2~3割程度安く、また9月~10月の南風泊市場への入荷量は前年同月に比べ15%多く、前年の在庫も残り、需要は盛り上がりを欠いているとのことです。
餌代は上がり、今の相場では利益が出ないと、ヒラメ養殖に移った生産者もあるそうです。
12月14日予定の衆院選投開票日以降にトラフグでの宴会が増えるよう与党政党に期待したいと思います。
2014年11月28日投稿
5対4
先月31日に行われた金融政策決定会合での「追加緩和」に関する審議委員の賛否の票は、審議委員9人のうち5人が賛成票、4人が反対票、つまり主張は平行線のまま5対4の採決で追加緩和実施が決まったそうです。
緩和策に反対した4人はいずれも民間企業の出身者で、異次元緩和で株などの資産価値は上がったが、投資の伸びは鈍く融資もなかなか増えない、また実務に精通した立場からみると追加緩和の波及効果がはっきり見えないうえ、緩和の副作用である「財政ファイナンス(日銀による財政赤字補てん)とみなされる」「国債市場の流動性を著しく損なう」「円安が進めば中小企業への悪影響が懸念される」等の反対意見を述べたそうです。
結局、採決は緩和派の日銀執行部に押し切られた構図ですが、反対派の懸念に明確な回答は示せていないのが現状とのことです。
日銀の電撃緩和の効果に期待して良いものかどうか?
我々の生活にもその影響は大きいはずです、近い将来を多いに懸念します。
2014年11月27日投稿
今週の気になる予定(11/25~11/30)
今週の気になる主な予定などを全国誌等より興味本位で抜粋しました。
11月25日(火) ・11月の月例経済報告(内閣府)
前月と同じ「緩やかな回復基調」との基調判断か?
・黒田日銀総裁が講演(名古屋)
追加金融緩和に踏み切った10月31日の金融政策決定会合の議事要旨は?
・3ヶ月予報(気象庁)
11月26日(水) ・白井日銀審議官が講演(広島市)
・サッカー
天皇杯全日本選手権準決勝
11月27日(木) ・米感謝祭(Thanksgiving Day)
米国内全ての市場が休場
11月28日(金) ・みんなの党が解党
11月29日(土) ・サッカー J1
サンフレッチェ vs 川崎 (等々力)
11月30日(日) ・H2Aロケットで小惑星探査機「はやぶさ」打ち上げ(種子島)
・第41回宮島クロスカントリー全国大会(廿日市市)
・競馬 ジャパンカップ(東京)
2014年11月25日投稿
年末ジャンボ
「年末ジャンボ7億円(1等5億円+前後賞各1億円)&年末ジャンボミニ7000万円」は本日発売開始だそうです。
今回の場合5億円が当たる確率は1枚300円の宝くじに付き、1千万分の1の確率。7000万円の場合は同様に1百万分の1と設定されているとのことです。
いずれも気の遠くなるような数字ですが、5億円は49人に、7000万円は190人に当たるらしいです。
さて、これがひょっとして当たった場合はどうすればよいか?
1万円以下ならどこの銀行でも換金可能、「5万円マーク」が表示されている宝くじ売り場では5万円まで換金できますが、それ以上の高額当選に関しては全て「みずほ銀行」のみ換金可能だそうです。
50万円以上の当選金を受け取るには本人確認書類(運転免許証など)が必要になり、またその日のうちに受け取れるのは100万円までで、それを超える額は、後日現金渡し、もしくは振込になるそうです。ただしある程度高額当選でも、「みずほ銀行本店」に限っては、照合時間(2時間ほど)さえ待てば、当日に全額受け取ることができる場合があるが、しかし5億円となると、通常2週間程度はかかるとのことです。
では以上の予備知識を頭に入れて、早速、夢を求めて年末ジャンボを買いに行きましょうか?
2014年11月21日投稿
2014流行語
「2014ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた50語が19日に発表されました。
アニメ「妖怪ウォッチ」や
ディズニー映画『アナと雪の女王』から「ありのままで」「レリゴー」の2語、
安部内閣で閣議決定された「集団的自衛権」やこちらも大きな話題となった「STAP細胞はあります」
一躍ブレイクした東京えれきてる連合の「ダメよ~ダメダメ」
現在も世界中で猛威をふるう「エボラ出血熱」などなどまさに今年を象徴するワードが並ぶ中、個人的に気になったのは「カープ女子」。
近年、何かと話題に上がる「カープ女子」ですが、流行語にノミネートされるまでになるとは驚きました。
この勢いに乗り来年はリーグ優勝・日本一と行きたいものです。
皆様の気になる今年の流行語は何でしょうか?
早くも今年を振り返るような時期になりました。
何かと慌ただしい年末ですが、皆様のお役に立てるよう頑張って参ります。
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迅速・丁寧に対応させていただきます。
2014年11月20日投稿
邦画ファン
高倉健さんの訃報は、特に日本映画のファンにとっては本当に残念の一言に尽きるのではないでしょうか。
かく言う私も、高倉健さんの「網走番外地」シリーズや、「駅 Station」「居酒屋兆次」「遥かなる山の呼び声」そして遺作となった「あなたへ」も観ましたし、あの「幸福の黄色いハンカチ」には今でも格別の思い入れがあります。それは、映画の中で特別出演の渥美清さん(寅さん)と久しぶりに再会するシーンですが、寡黙な健さんと陽気な寅さんの対比が印象的だったからです。
渥美清さんの「男はつらいよ」シリーズも毎作品観てました。東京への出張の際に、葛飾柴又の柴又帝釈天まで足をのばし「寅さん記念館」で寅さんを懐かしんだこともありました。いま思えば、高倉健さん、渥美清さん、二人の共通点は映画の中で「男らしさ」を演じたということではないでしょうか?
レンタルビデオ店で多くの人が健さん主演のビデオを借りていると、ニュースで報じていましたが、その心境はよくわかります。わたしももう一度、じっくりと「幸福の黄色いハンカチ」を鑑賞したいと思っています。
2014年11月19日投稿
今週の気になる予定(11/17~11/23)
今週の気になる主な予定などを全国誌等より興味本位で抜粋しました。
11月17日(月) ・7~9月の国内総生産(GDP)速報値(内閣府)
来年10月に予定通り消費税率を引き上げるかの判断材料。
・ひろしまドリミネーション2014(~H27.1/3)
11月18日(火) ・今後の経済財政動向等についての点検会合最終回(官邸)
消費税引上げについて有識者の意見聴取
安倍首相は来年10月からの消費増税の延期と
衆院解散・総選挙に踏み切る方針を表明予定
・経済財政諮問会議(官邸)
・トヨタ、燃料電池車を発表
・サッカー キリン・チャレンジカップ
日本 vs オーストラリア(長居)
・えべっさん (胡子大祭・えびすこう ~20日)
広島市中区の胡子(えびす)神社の秋季大祭
11月19日(水) ・黒田日銀総裁会見
・10月の訪日外国人客数(日本政府観光局)
11月20日(木) ・フランス産「ボージョレヌーボー」解禁日
11月21日(金) ・年末ジャンボ宝くじ外 発売日
11月22日(土) ・いい夫婦の日(「いい(11)ふうふ(22)」)
・サッカー J1
サンフレッチェ vs 甲府 (山梨)
11月23日(日) ・勤労感謝の日(Labor Thanksgiving Day)
勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう国民の祝日。
・第20回 広島YMCAインターナショナル・チャリティーラン広島市中央公園内
2014年11月17日投稿
「早いうち解散」
安倍政権内で「早いうち解散」の風が吹き始めたそうです。
消費税率10%への引き上げを巡る判断を踏まえ、早ければ来週にも解散し12月2日公示―14日投開票や、9日公示―21日投開票とする日程が取り沙汰されているとのことです。
消費税再増税を延期し、年内にも衆院選で信を問う選択肢だそうで、女性閣僚のダブル辞任と景気の足踏み感から、この3週間で自民党内世論の潮目も変わりつつあるとのこと、首相の安倍晋三とアベノミクスのジリ貧を危ぶみ、「今ならまだ勝てる」との議員心理が働ているそうですが、ただ、2015年度予算の編成や成立を後回しにする奇策でもあるとのことです。
また一方で、自民党内には財政規律を重視する10%増税容認派から早期の衆院解散に反対する声が出ているそうです。
安倍首相が政権の看板政策として掲げた「地方創生」や「女性の積極登用」に関する法案の今国会での成立を見通せない段階での解散を批判する向きもあるそうです。
さて、師走の解散・選挙はどうなるのでしょうか?
2014年11月12日投稿
法人税
2015年度の税制改革大綱に向け、法人税改革の大枠が固まったようです。
法人税の実効税率の引き下げ幅は「2.5%以上」を軸に調整し、財源は赤字企業も対象の外形標準課税の段階的な拡充を柱に考えられているようです。
また、欠損金の繰越控除制度も縮小されるようです。
文面通り読むと、儲かっている企業は減税され、赤字企業からさらに課税する仕組みにみえるのは気のせいでしょうか。
外形標準課税は大企業が対象のようですが、欠損金の繰越制度の恩恵を受けている中小企業は多いはずです。
手放しで喜べる引き下げにはなりそうにはありませんね。
2014年11月11日投稿
今週の気になる予定(11/10~11/16)
今週の気になる主な予定などを全国誌等より興味本位で抜粋しました。
11月10日(月) ・アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(北京~11日) 日中首脳会談の予定
・環太平洋経済連携協定(TPP)首脳会議(北京)
11月11日(火) ・第一次世界大戦停戦記念日
1918年のこの日、ドイツとアメリカ合衆国が停戦協定に調印し、
4年あまり続いた第1次世界大戦が終結した。
主戦場となったヨーロッパの各国では、この日を祝日としている。
・9月の国際収支(財務省)
11月12日(水) ・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議(ミャンマー)
11月13日(木) ・東アジア首脳会議(ミャンマー)
・今後の経済財政動向等についての点検会合(首相官邸)
15年10月の消費税率10%引上げについて有識者から違憲聴取
11月14日(金) ・サッカー キリンチャレンジカップ
日本 vs ホンジュラス (豊田スタジアム)
・広島国際映画祭(~17日)
11月15日(土) ・20ヶ国・地域(G20)首脳会合(ブリスベン~16日)
・ウインターイルミネーション2014(庄原市備北丘陵公園 ~H27.1/12)
11月16日(日) ・沖縄県知事選投開票
・横浜国際女子マラソン
・フェスティバル江田島2014(江田島青少年交流の家)
・国際交流・協力の日 (広島国際会議場・平和公園などで開催)
2014年11月10日投稿
地銀業界の再編
九州を地盤とする肥後銀行(熊本市)と鹿児島銀行(鹿児島市)は7日、経営統合する方針を固めたそうです。地銀業界の再編は横浜銀行と東日本銀行の経営統合に続いて今月に入って2つ目で、合従連衡の動きが本格化してきたとのことです。
過去の地銀再編は経営体力のある銀行が不良債権に苦しむ銀行と合併・統合する救済型が一般的で、2007年に福岡銀行が熊本ファミリー銀行(現・熊本銀行)、親和銀行(長崎県)を傘下に収めたのが典型例だそうで、中国地方でも山口銀行がもみじ銀行(広島県)を傘下に収めたのも事情は似ているとのことです。
近年は大型再編こそ乏しかったものの、地銀の意識は変わり始めたそうで、中堅行が人口減などによる経営環境の厳しさに危機感を募らせて結集する流れがあり、10月に経営統合した東京都民銀行と八千代銀行も同じ構図にあるとのことです。
いままで横浜銀をはじめ首都圏の有力地銀は動かなかった理由として、首都圏は人口が多く産業基盤も厚く、他の地域より経営環境は恵まれており、危機感の欠如につながっていた面は否めないそうで、その代表格だった横浜銀が再編に動くのは、地銀の統合が救済型から「攻め」の時代に入ったことを意味するそうです。
地銀・第二地銀は100行を超える乱立状態が続き、過当競争で資金利益も低下傾向にあり、「薄利多売」の状況、そのため金融庁は地銀の大規模再編を視野に、各行に発想の転換と行動を促してきたそうで、市場開拓につながる再編を選ぶのは自然な流れとのことです。
中国地方にもこの地銀再編の波が押し寄せてくるかもしれませんね。
2014年11月7日投稿
FC今治
元日本代表監督の岡田武史氏が地域リーグである四国リーグに所属するFC今治の運営会社の株を51%取得し、オーナーに就任したことが明らかになりました。
岡田氏は日本代表を率いて2度のWカップに出場するなど、日本を代表する監督ですが、「育成部門からトップチームまで同じトレーニングメソッドを貫いて、上を目指すクラブにつくり変えたい」と語り、J1・J2・J3からなるJリーグの下のJFLよりさらに下の地域リーグに属するFC今治だからこそ、新しい試みに挑戦できるとして、今治を選んだそうです。
「次の世代が生き生きとできる場(クラブ)を残す」とし、地域を巻き込んで地方の1クラブが全国や日本代表に影響力を与えるような強い発信力を備えたクラブを目指すようです。
今治市がある愛媛県は当社が事務所を構える広島は瀬戸内海を挟んでお隣に位置します。
FC今治がどのようになるのかとても興味があります。
地方の発展のためにもぜひ素晴らしいクラブにして欲しいと思います。
2014年11月6日投稿
10%
政府は4日、有識者による景気点検会合を開き消費税率10%への再増税判断に向けた本格的な議論を行いました。
初会合の4日は、8名の内5名が増税に賛成、3名が延期や見送りを求め、賛否が分かれたようです。
賛成意見の多くは慢性的な財政赤字が続く社会保障の安定には10%は必要とし、延期や見送り意見は景気や家計への懸念を訴えているようです。
個人的には増税はやむを得ない気はしますが、時期や景気対策はしっかりと検討し、消費の冷え込みによる景気減退だけは避けて欲しいと思います。
与党は政策の是非を問われる判断にはなりますが、強行はだけは避けしっかり議論し、裏付けのある判断をして欲しいと思います。
2014年11月5日投稿
火球
11月3日の夜に九州を中心に西日本の各地で夜空に長く尾を引く強い光が目撃され話題となっているようです。
福岡や大分などの九州や広島、山口などの中国地方でも目撃されており、インターネットに動画が投稿されているようです。
光の正体は流れ星の一種の「火球」と見られており、比較的大きくゆっくりと流れるものが目視できるようで、大気圏でも燃え尽きない場合が隕石となり地球に到着するようですが、極々まれのようです。
今回は夕暮れ時と快晴という好条件が重なり目撃が相次いだと見られています。
2014年11月4日投稿