2021年11月
でんさい用語集①「電子記録債権/でんさい」
政府は今年の2月にDXやペーパーレス化の一環として2026年までに手形の廃止を呼びかけました。
今後は商取引の中で電子記録債権(でんさい)を取り扱うことが増えていくと予想されます。
その制度の仕組みや用語など聞きなれない言葉も多いと思われます。
当ブログではでんさい用語集として皆様にお伝えしていければと思います。
第1回目は「電子記録債権/でんさい」と題しまして、電子記録債権やでんさいについてお話ししたいと思います。
電子記録債権制度は2008年に中小企業や事業者の資金調達の円滑化を図るために創設された制度で手形の問題点を解決する新たな決済手段して取扱いがスタートしました。
「電子記録債権」は、電子記録債権法に基づき電子債権記録機関に電子記録がされることで発生や譲渡することが出来る金銭債権です。
また、全国銀行協会が運営する電子債権記録機関をでんさいネットと言い、でんさいネットが取り扱う電子記録債権のことを「でんさい」といいます。
異なる電子債権記録機関が取り扱う電子記録債権には互換性はなく、他の電子記録債権期間の電子記録債権はでんさいネットで取り扱うことは出来ませんし、その逆も同様に取り扱いが出来ないのも大きな特徴です。
具体的には三菱東京UFJ銀行の100%子会社が運営し、取り扱う「電手」やみずほ銀行が取り扱う「電ペイ」がありますが、共に取引先である大企業の支払に用いられる事を目的としており、その流通は限定的で、「でんさいネット」には全国で1400もの金融機関が参加しており、従来の手形のように一般的に流通するものは「でんさい」という事になります。
2021年11月24日投稿
えびす講
毎年11月18日から11月20日の3日間、広島市の中心部で開かれるお祭り「えびす講」(胡子大祭)。広島の3大祭りのひとつとも言われるお祭りですが、新型コロナの感染拡大防止のため去年に続き今年も規模を縮小して開催されるそうです。
商売繁盛の縁起物とされる「こまざらえ」は、胡子神社の前で受け付ける予約販売とオンライン販売のみとなり、露天での販売は行われません。中央通りの歩行者天国や神楽の上演なども中止となっております。
早速、本日胡子神社へお参りと予約しておりました「こまざらえ」を受取りに行ってまいりました。
例年ですと、露店が道を埋め尽くし、多くの人出で賑わう「えびす講」ですが、神社の前に設置される大きな樽もなく人出も疎らで少し寂しい雰囲気でした。
コロナ禍で明るい話題の少ない1年でしたが、コロナの完全な収束と景気回復、皆様の商売繫盛をお祈りしてきました。
2021年11月18日投稿
取立手数料の改定について
平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
平成9年の消費税増税に伴う改定から2度の消費税増税や金融機関の手数料改定がありながら、お客様のご負担を軽減するべく、弊社では取立手数料は長年据え置きでお取引させて頂いておりましたが、この度、取引金融機関が手数料を改定するのに伴いまして、大変恐縮ではございますが、下記の通り取立手数料を改定(引上げ)させていただくことになりました。
今後も皆様にご満足いただけるよう、より一層のサービス・利便性の向上に努めてまいりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
記
1.改定日
2021年11月10日(水)
2.改定する手数料
取立手数料 県内 210円 → 440円
県外 630円 → 880円
以上
2021年11月9日投稿