2019年09月
失望させれば許さない
今朝の地元紙の一面の見出しに思わずドキッとしました。
アメリカのニューヨークの国連本部で開かれた「気候行動サミット」で将来を担う世代を代表してスウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥンベリさんが各国の指導者に温暖化対策の即時実行を求めた発言の中の一言だったようです。
他にも胸を締め付けられるような言葉が続いていました。
トゥンベリさんは現在16歳で中学を卒業後、温暖化阻止に向け活動をしており、気候変動対策を訴える「学校ストライキ」は先日も大きく報道されておりました。
未来を生きる子供たちにどんな地球を残すかは今を生きる大人たちの責務だとということを改めて痛感するとともに、2050年に温暖化ガスの排出をゼロを表明しなかった日本政府には失望しました。
昨今の世界的異常気象を観ても、危機的状況にあるのは明らかです。
早急な対策・対応を願うとともに、自分にでもできることを何かしなければと強く思いました。
2019年9月25日投稿
地価上昇地方に波及
国土交通省が19日に発表した2019年の地価調査によると、三大都市圏(東京・大阪・名古屋)以外の地方圏で商業地が1991年以来28年ぶりに上昇しました。
地方圏の中核4市(札幌、仙台、広島、福岡)の訪日客の増加によるホテル需要や再開発がけん引役となっているようです。一方で調査地点の48%は下落が続いており、地方圏の中でも交通利便性の高い住宅地やホテル需要の高い商業地とその他の場所との2極化は続いているようです。
広島でも近年、広島駅周辺の再開発や市内中心部のホテル、オフィスビルの建設を数多く目にします。
地価の変動にも注目ですね!!
2019年9月20日投稿
手形割引業者の役割
先日、青森県で倒産急増という東京商工リサーチの記事を目にしました。
その内容は、青森県の2019年7月の倒産は前年同月の4件から14件と3倍に急増したという記事で、
その背景には地場老舗の金融業者C社の破産が大きく影響しているということです。
C社は手形割引を中心に事業を展開し、中小企業の資金需要に対応、銀行や信金などからの資金調達が難しい県内外の企業の運転資金を支援してきた。いわば駆け込み寺のような存在だったそうです。
そんな駆け込み寺だったC社を失った小・零細企業の倒産が一気に増えてしまったということです。
C社の倒産の原因は収入の大半を占めていた手形割引の利息と手数料が手形の流通量の大幅な減少による収入減に加えて、割引手形の不渡りによる債務の増加だったようです。
企業の決済は手形から現金に変わって行き、手形の交換高は1990年の4,797兆円から2018年は261兆円と、94.5%減少しております。
昨今では、貸金業登録を有さない業社が行うファクタリング、「似非ファクタリング」が横行し、債権譲渡登記を設定されることによる信用力の低下、上限金利を大きく超える法外な手数料により苦しめられている、事業主の方の声を聞くことも多くなりました。
当社も手形割引を中心に広島で70年間あまり業を営んで参りました。
取り巻く環境は非常に厳しいものはありますが、ファクタリング業社にはできない、手形割引業者である当社だから出来る事があると信じて、中小企業や個人事業主の皆様の駆け込み寺であれるよう精進してまいりたいと思います。
手形割引・でんさい割引など事業資金のことなら三及までお問い合わせください。
2019年9月12日投稿