2017年03月
AI活用
銀行は銀行員が担ってきた取引先企業の基礎的な財務分析を人工知能(AI)が肩代わりするシステムを開発し、資金繰りが逼迫した際などに、リアルタイムで銀行員に通知して経営支援を促し、効率よく取引先に目配りできる体制を整えて取引拡大につなげるそうです。
証券会社は外国為替証拠金(FX)取引の顧客を対象に、AIがFXの売買タイミングを見極めて顧客に知らせるサービスを始めるとのことで、最新のAI技術を取り込むことで顧客の利便性を高め、取引シェアの拡大につなげるとのことです。
また、証券取引所では、相場操縦行為などの不公正取引を調べる審査業務に人工知能(AI)を導入し、大量の売買から怪しい注文をふるいにかける初動調査の一部を人工知能に任せるそうです。
今後20年以内に、人工知能(AI)を効率化のために使って本来業務に専念する人が増える一方、そこからこぼれ落ちた人はAIに使われるか、組織内で居場所がなくなる可能性もあると専門家は指摘しているそうです。
人工知能は日々の業務から学習してその能力を高め、予想以上の効率化を達成する可能性があるとのことです。AIの進化がもたらす社会の変化への対応を見極め、その対処方法を十分に議論する必要がありそうですね
2017年3月1日投稿