2017年03月
公示地価
公示価格は、国土交通省が毎年3月に公表する1月1日時点の全国の土地価格で、全国の約2500人の不動産鑑定士が評価して、学識経験者らでつくる同省の土地鑑定委員会が適正な地価を公表し、一般の土地取引や公共事業用地の取得の際の価格の指標となり、「住宅地」「商業地」「工業地」などに土地の用途を分類して発表する価格だそうです。
広島県では住宅地が26年ぶりに上昇に転じたほか、商業地も2年連続で上がりました。最高価格地点となったのは広島市中区中町の住宅地、広島市のメインストリートである平和大通り沿いで、マンション開発も需要が見込める街中の一等地、土地獲得の競争が激しく、価格上昇が著しいとのことです。商業地の最高価格地点は広島市中区八丁堀地区、オフィスの建て替え需要が旺盛なほか、空室率・賃料も改善傾向にあるそうです。
中国5県の地価の平均変動率は住宅地、商業地とも前年に比べマイナスとなりましたが、下落幅は縮小したそうです。
この公表でわかることは、地価の改善が進む一方、上昇地点数は広島、岡山などの都心部に集中するなど限定的で、都心部のミニバブル化の様相が顕著になったということではないでしょうか。
2017年3月22日投稿
今週の気になる予定(3/21~3/26)
今週の気になる予定などを全国紙等より興味本位で抜粋しました。
3月21日(火) ・17年公示価格(国交省)
3月22日(水) ・第4回WBC準決勝
日本 vs アメリカ (ロサンゼルス)
3月23日(木) ・森友学園・籠池泰典理事長、国会証人喚問
・サッカーW杯アジア最終予選B組
UAE×日本(アラブ首長国連邦・アルアイン)
3月24日(金) ・3カ月予報(気象庁)
3月25日(土) ・プロ野球 オープン戦
カープ vs ソフトバンク (ヤフオク)
3月26日(日) ・プロ野球 オープン戦
カープ vs ソフトバンク (マツダ)
2017年3月21日投稿
花粉アレルギー
昨日、広島市内のクリニックで花粉症アレルギーの診察を受けました。
問診による症状の把握、鼻、目などを確認後、投薬の説明がなされました。
最後に、こちらから症状改善に効くという注射を希望しました。皮下注射で1週間から10日間位持続、個人差がある。2週間後には再度の注射も可能との事。納得して注射を受けました、驚いたことに花粉症の症状がかなり改善されました。100%ではありませんが80%の改善率はあります。いつまで持続するか楽しみですね。
2017年3月16日投稿
プレミアム商品券
プレミアム商品券は自治体から委託を受けた地域の商工会などが発行し、例えば5千円の商品券で6千円分の買い物ができ、この千円分を交付金で賄うというものです。会計検査院は制度設計を行う内閣府に対して「利用対象となる商品やサービス、利用条件などについて消費喚起効果を高めるものとすべきだ」と指摘しています。
この度の検査院の調査では、パチンコ店での支払いや車の車検費用など、新たな消費を喚起するという制度の趣旨に沿わない事例が多数あることや、司法書士などへの報酬(18自治体)、家賃や駐車場代(13自治体)のほか、交通機関の定期券代、葬儀費用。また、商品券には1人当たりの購入限度が設定されているケースが多いが、購入履歴の確認が不十分で、特定の人が大量に使用している場合もあり、なんと、船の購入費の一部として1800万円分もの商品券が使われていたりしているそうです。さらに、本来法律で定価販売が義務付けられているたばこには使えないはずですが、少なくとも8つの県市などでたばこの購入に利用されていた事もわかったとのことです。
どうやら、この制度は政府の思惑通りにはなっていないようです。同様に消費喚起を高める制度としての「プレミアムフライデー」は、さて、どうなるでしょうかね。
2017年3月16日投稿
1円玉
インターネット経由の新しい支払い手段が相次いで登場しており、1円玉の流通量の減少傾向が続くとの見方が強いそうです。 スマートフォンでの決済や電子マネーの普及で、1円玉を使った取引が少なくなったために、2016年度に新たに世間に流通させる1円玉が4年ぶりにゼロになりそうだとのことです。
財務省は昨年末、16年度の1円玉製造枚数を従来計画の約半分の55万枚に下方修正。その全量を記念硬貨など特殊な販売ルートに充てることにし、今月末まで状況の変化が無ければ、今年度は、製造した1円玉が一般市場に流通する量はゼロで終わるそうです。
1円玉の流通はかねて減少傾向にあり、10~12年度は新たな流通はストップしていたそうで、財務省は14年4月の消費税率8%への引き上げで小銭の需要が急増すると判断し、13年度に新規流通を再開し製造量も増やしたそうです。その後の決済にまつわる人々の行動の変化で「8%特需」の効果が相殺されたとみられるとのことです。
日銀によると、世の中に流通している1円玉の合計は16年末で380億枚で、ピーク時から約1割減少したそうですが、我々の財布の中には今でも1円玉はゴロゴロしてます。1割程度では減ったという実感がわかないのかも知れませんね
2017年3月14日投稿