2022年09月
電子交換所(続報)
先日、当ブログでも取り上げました様に、令和4年11月より電子交換所の設立に伴い、全国に設置されている現在の手形交換所は廃止となり、原則すべての手形・小切手が電子交換所での取り扱いとなります。
それに伴って、手形の資金化のタイミングに変更が生じるケースがあるようです。
今まで至急扱いの郵送で取立を実施することで、手形の支払期日の当日に手形資金を支払い可能としていたケースがあったのですが、令和4年11月3日(木)意向を支払期日する手形については、原則、電子交換所での取り扱いに変更されるため、至急扱いの郵送による取立が出来なくため、翌営業日以降の資金化となる場合があるようです。
詳しくは金融機関によって対応が異なるようですが、資金化が1日ズレると支払い等への影響が考えられますので、手形集金がある事業者の皆様は取引金融機関にご確認しておくことをお勧めいたします。
弊社で手形割引をご利用いただければ、今まで通り、手形と交換で即日資金化が可能となります。
急な資金繰りや手形の集金の際には是非、ご活用いただければ幸いです。
2022年9月13日投稿
電子交換所!?
全国銀行協会は19日、手形や小切手を電子化して交換業務を行う「電子交換所」の稼働を開始したと発表しました。
準備期間を経て実際の交換業務開始は11月を予定しており、
紙の手形や小切手を扱っている全国100以上の既存の手形交換所は11月で業務を終了する。
現在は銀行などの金融機関が人手を介して各地の手形交換所まで搬送しているが、電子交換所では画像データで送受信ができるようになり、金融機関の搬送費などのコストが大幅にカットでき、経営者らは従来通り紙の手形や小切手を使用できます。
政府は2021年2月に2026年を目途に全銀協や金融業界に対し手形交換所での約束手形の取り扱いを廃止する検討を要請すると発表しており、手形が廃止になると話題にになりましたが、全銀協の答えは紙の手形の画像データ化し、手形交換所を電子交換所にすると言うことなのでしょうか!?
電子手形やでんさいの電子記録債権とは異なるアプローチのデジタル化ですが、先日の通信障害などを見ると、世の中全てが電子化するというのはそれなりのリスクが顕在していることを実感しました。
アナログとデジタルの融合という形で手形は残っていくのでしょうか!?
三及では紙の手形もでんさいも引き続き割引きいたします。
手形割引やでんさい割引のお問い合わせは三及までお願いいたします。
2022年7月20日投稿