2026年07月
手形とでんさいの流通量の推移
手形(紙の約束手形)とでんさい(電子記録債権)は、ここ数年で利用状況が大きく逆転しつつあります。政府・金融機関による「2026年度末までの約束手形利用廃止」の方針を受け、紙の手形は急減し、でんさいは着実に増加しています。
手形とでんさいの流通量の推移(概況)
| 年 | 紙の手形(交換高) | でんさい(発生記録請求額) | 傾向 |
|---|---|---|---|
| 2013年 | 約4,000兆円超 | サービス開始 | でんさい開始 |
| 2015年 | 約2,900兆円前後 | 約10兆円台 | 利用拡大開始 |
| 2020年 | 約1,100兆円前後 | 約30兆円 | 電子化加速 |
| 2023年 | 約900兆円前後 | 約40兆円超 | 差が縮小 |
| 2024年 | 約810兆円前後 | 約44兆円 | 手形減少継続 |
| 2025年 | 約690兆円 | 約49.4兆円 | 手形▲14.7%、でんさい+13.1% |
流通量イメージ
手形交換高(兆円)
5000 ┤■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
4000 ┤■■■■■■■■■■■■■■
3000 ┤■■■■■■■■■■
2000 ┤■■■■■■■
1000 ┤■■■
690 ┤■■ (2025年)
でんさい(兆円)
50 ┤■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(49.4)
40 ┤■■■■■■■■■■■■■■■■
30 ┤■■■■■■■■■■■
20 ┤■■■■■■■
10 ┤■■■
0 ┤(2013年開始)
交換枚数の推移
紙の手形・小切手の交換枚数も急減しています。
| 年 | 交換枚数 |
|---|---|
| 2020年 | 約4,000万枚 |
| 2024年 | 約1,967万枚 |
| 2025年 | 約1,416万枚 |
| 2026年5月 | 約37万枚/月(前年同月比▲64%) |
紙の手形・小切手の交換枚数は2026年度末の廃止に向けて大幅に減少しておりますが、でんさいの流通量は増えてきてはおりますが、増え幅は減少幅に比べると少ないと言えるかもしれません。
支払い方法の多様化もあるかもしれませんが、受取り企業側の体制整備の遅れも1つの要因かも知れません。
金融機関も2026年度末の廃止に向けて方針を示し始めております。
でんさい口座の開設等受取準備は必要かもしれません。
三及では手形割引もでんさい割引も引き続き力を入れて取り組んで参ります。
移行準備のご相談を含めてお問い合わせをお待ちしております。
2026年7月29日投稿
暑中お見舞い申し上げます
平素より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
暑さ厳しい折、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
誠に勝手ながら
8月13日(木)から8月16日(日)は夏季休暇とさせていただきます。
8月12日(水)は通常営業しておりますので、手形割引、でんさい割引のご用命、お問い合わせお待ちしております。
宜しくお願い申し上げます。
2026年7月22日投稿
77周年
弊社は5月6日で設立77周年を迎えるにいたりました
これもひとえに皆様方の温かいご支援 ご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます
先が読めない、不安定な情勢が続く昨今の世の中ですが、
これからも手形割引・でんさい割引などで事業者の皆様のお役に立てるよう精進してまいります
どうぞ今後ともよろしくご愛顧いただきますようお願い申し上げます
2026年5月7日投稿
GWの営業について
誠に勝手では御座いますが、4月29日(水)及び5月2日(土)から5月6日(水)は休業とさせていただきます。
尚、4月30日(木)、5月1日(金)は通常営業いたします。
今年は曜日の並びも良く、長期のお休みとなる方も多いのでしょうか!?
連休前、月末月初の資金繰りに手形割引、でんさい割引を活用されてはいかがでしょうか!?
手形の割引、でんさいの割引をはじめ事業資金のことなら何でも三及までお問い合わせください。
皆様どうぞよいGWをお過ごしくださいませ。
2026年4月23日投稿
でんさいの資金化方法|最短で現金化する3つの手段と選び方
1. でんさいとは何か(前提整理)
でんさい(電子記録債権)は、手形に代わる企業間決済手段として普及が進んでいます。紙の手形と異なり、電子的に記録・譲渡できるため、印紙税不要・分割可能・管理効率が高いという特徴があります。
一方で、支払期日まで待たずに資金化したいニーズも多く、資金化手段の理解が資金繰りに直結します。
2. でんさいの主な資金化方法(結論)
でんさいの資金化方法は、実務上以下の3つに整理できます。
① 銀行で割引(でんさい割引)
最も一般的な方法です。
仕組み
- 満期日前のでんさいを銀行に売却
- 割引料を差し引いた金額を受取
特徴
- 金利:低い(年1〜3%程度)
- 信用力:必要(審査あり)
- スピード:やや遅い(数日〜1週間)
適している企業
- 財務状態が安定している
- 既存の銀行取引がある
② ノンバンク・専門業者で割引
銀行以外の金融機関や専門会社を利用する方法です。
特徴
- 金利:やや高い(年3〜8%程度)
- 審査:柔軟
- スピード:早い(最短即日〜2日)
メリット
- 赤字・税金滞納があっても利用可能なケースあり
- 小口でも対応可能
デメリット
- コストが銀行より高い
③ 譲渡(支払手段として利用)
資金化ではなく、仕入先への支払いに充当する方法です。
仕組み
- 保有するでんさいを他社へ譲渡
- 現金を使わず決済
特徴
- 手数料が低い
- キャッシュアウトを抑制
注意点
- 相手先がでんさい対応している必要あり
3. 資金化スピード比較
| 方法 | 入金スピード | コスト | 審査 |
|---|---|---|---|
| 銀行割引 | 3〜7日 | 低 | 厳格 |
| ノンバンク | 即日〜2日 | 中〜高 | 柔軟 |
| 譲渡 | 即時(現金化なし) | 低 | 不要 |
👉 緊急性が高い場合はノンバンク、コスト重視なら銀行が基本戦略です。
4. 手形との違い(重要ポイント)
| 項目 | 手形 | でんさい |
| 資金化 | 割引のみ | 割引+分割可能 |
| 管理 | 紙 | 電子 |
| コスト | 印紙税あり | 印紙税なし |
| 流動性 | 低い | 高い |
👉 特に「分割して資金化できる」点が、でんさいの大きな強みです。
5. 失敗しない選び方(実務視点)
ケース別の最適解
① 資金繰りに余裕あり
→ 銀行割引
(低コスト重視)
② 急ぎで資金が必要
→ ノンバンク割引
(スピード優先)
③ キャッシュを温存したい
→ 譲渡
(資金流出を防ぐ)
6. よくある注意点
■ 割引料の見落とし
- 年率表示と実質コストは異なる
→ 日数ベースで必ず確認
■ 与信依存リスク
- でんさいは「振出企業の信用」に依存
→ 取引先の信用チェックが重要
■ 過度な資金化
- すべて割引すると資金繰りが悪化
→ 必要分のみ資金化が原則
7. 今後の動向(重要)
- 手形廃止(2026年)により、でんさいは主流化
- 割引市場は拡大中(10兆円超規模へ)
- オンライン完結型サービスが増加
👉 今後は「早く・柔軟に資金化できる企業」が競争優位
8. まとめ
- でんさいの資金化は「銀行・ノンバンク・譲渡」の3択
- コスト・スピード・審査で使い分けが必要
- 手形廃止により、今後さらに重要性が増す
でんさい割引を上手に活用することで、企業の資金繰りを安定させることができます。
でんさい割引の事ならでんさい割引専門業者の三及にお問い合わせください。
2026年3月18日投稿

