2022年04月
街角景気と景気判断
内閣府が8日に発表した3月の景気ウォッチャー調査(街角景気)は現状判断指数が前月比10.ポイント上昇し、3か月ぶりの改善となりました。
まん延防止等重点措置が解除され、消費回復への期待が広がる一方で、ロシアのウクライナ侵攻を受け資源価格の高騰などによる物価上昇で同日発表の消費動向調査によると消費者態度指数は2月より2.4ポイント低下し、3か月連続の悪化となりました。
また、内閣が11日に発表した4月の地域経済報告では全国9地域のうち中国地方を除く8地域で景気判断を引き下げました。
やはりロシアのウクライナ侵攻や円安による原材料価格の上昇や新型コロナウイルスの感染再拡大が影響している様子です。
3月にはまん延防止等重点措置の解除から消費回復の傾向が見られたものの、4月に入り、ロシアのウクライナ侵攻や円安による原材料や物価の上昇と新型コロナウイルスの感染再拡大により景気回復に陰りが見えてきたというところでしょうか。
ロシアとウクライナの停戦協議も進展を見せておらず、先行き不安な状況は続きますが、まずは1日も早い停戦を祈るばかりです。
2022年4月13日投稿
年度末
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、異例の令和2年度も年度末を迎えようとしております。
緊急事態宣言が解除され、人や経済の動きが活発になるのは喜ばしい事ですが、リバウンドや第4波の到来が懸念される中で手放しで喜べない中での解除に複雑な心境です。
まだまだ、時より吹く風は冷たく頬を刺しますが、温かな日差しは確実に春の訪れを感じさせます。
行楽や花見の機会がないのであまり気にしていませんでしたが、街の桜も開花が始まっておりました。
まだまだ、先の見えない厳しい状況は続きますが、桜咲く春は今年も来ました。
きっともうすぐマスクを外して笑える春は来ると信じて頑張りましょう!!
月末、年度末の資金繰りに手形割引やでんさい割引はいかがでしょうか!?
遠方やご多忙な経営者様も来店不要で手続き可能です。
もちろんご来店頂く、お客様もコロナ対策も充分にお待ちしております。
*写真は3/23現在の弊社前面の平和大道りの桜です。まだ2~3分咲きでしょうか!?
2021年3月23日投稿
街角景気
新型コロナウイルスの感染「第3波」で街角の景況感が急激に悪化しているようです。
内閣府が8日に発表した11月の景気ウオッチャー調査によると、街角景気の現状判断指数は45.6と前月から8.9ポイント低下。低下は4月以来7か月ぶりとなりました。
先行きはさらに不透明で2~3か月先の景気の見方を示す先行き判断DIは前月比12.6ポイント低下の36.5となりました。
一方で東京商工リサーチが発表した11月の企業倒産数は前年同月比22%減の569件でした。
減少は5か月連続で11月としてはバブル期の1989年以来の低水準となりました。
政府や金融機関の資金繰り支援の浸透が経営を下支えしてると見られ、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては先行き景況感にみられるように楽観視できる状況ではないようです。
手形やでんさい(電子債権)を活用して資金繰りを考えられてはいかがでしょうか?
必要な時に必要な分だけ現金化することで割引料(利息)を抑えることもできます。
手形割引やでんさい割引のご用命は三及までお願いします!!
2020年12月9日投稿
持ち直し!?
今週末にかけて日本列島に台風14号が接近する恐れがあります。
天気予報や台風の進路に注視しながら、必要な対策、行動をとりたいと思います。
皆様もどうぞお気を付けください。
さて、昨日、日銀が公表した地域経済報告書によると全国9地域のうち、四国を除く8地域で景気判断を7月の前回報告から引き上げました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で低迷していた自動車の販売が回復し、完成車や部材の生産が増加していることが貢献した模様です。
一方で四国は主要産業である造船業の生産が振るわず、前回の判断から据え置きとなりました。
日銀広島市支店も「新型コロナウイルスの影響から厳しい状態が続いているものの、持ち直しの動きがみられる」と発表しました。
話題のGoToトラベルも追い風になっているようですが、高価格帯の商品に人気が集まるなど、恩恵にばらつきがあることも指摘されおり、個人消費は回復傾向にあるようですが、設備投資などは依然として厳しい状況が続いているようです。
少しずつ経済は動き出しているものの依然としてコロナウイルスの影響は色濃い状況で、まさしくWithコロナの新しい局面といったところでしょうか!?
これから冬を迎えインフルエンザの影響も懸念されますが、このまま経済が持ち直し、このコロナ禍を笑って話せる春が来るといいですね。
2020年10月9日投稿