2020年12月
街角景気
新型コロナウイルスの感染「第3波」で街角の景況感が急激に悪化しているようです。
内閣府が8日に発表した11月の景気ウオッチャー調査によると、街角景気の現状判断指数は45.6と前月から8.9ポイント低下。低下は4月以来7か月ぶりとなりました。
先行きはさらに不透明で2~3か月先の景気の見方を示す先行き判断DIは前月比12.6ポイント低下の36.5となりました。
一方で東京商工リサーチが発表した11月の企業倒産数は前年同月比22%減の569件でした。
減少は5か月連続で11月としてはバブル期の1989年以来の低水準となりました。
政府や金融機関の資金繰り支援の浸透が経営を下支えしてると見られ、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては先行き景況感にみられるように楽観視できる状況ではないようです。
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2020年12月9日投稿