銀行のでんさい割引とは?銀行と専門業者の違いを比較
「受け取ったでんさいを支払期日前に現金化したい」
「銀行のでんさい割引を利用したほうがいい?」
「銀行とでんさい割引の専門業者では何が違う?」
このように、でんさいを利用している企業の中には、資金繰りのために「でんさい割引」を検討している方も多いのではないでしょうか。
でんさいは、支払期日を待たずに割引によって資金化することができます。でんさいネットも、受け取ったでんさいについて、支払期日前の割引が可能であると案内しています。ただし、取扱可否や審査基準、手続きなどは金融機関によって異なります。
この記事では、銀行のでんさい割引の仕組みと、専門業者によるでんさい割引の違いを比較し、自社に合った資金化方法を選ぶポイントを解説します。
でんさい割引とは?
でんさい割引とは、企業が取引先から受け取った「でんさい(電子記録債権)」を、支払期日前に金融機関などへ譲渡して資金化する方法です。
通常、でんさいは支払期日になると、支払企業の口座から受取企業の口座へ自動的に資金が支払われます。
しかし、支払期日より前に資金が必要になった場合には、でんさいを割引することで早期に資金化できます。でんさいネットも、支払期日前の割引や、必要な金額だけを分割して資金化できることを案内しています。
例えば、1,000万円のでんさいを受け取っていて、そのうち500万円だけ資金が必要な場合、でんさいを分割して必要な金額だけ割引することも可能です。
銀行のでんさい割引とは?
銀行のでんさい割引は、受け取ったでんさいを取引金融機関に譲渡し、支払期日前に資金化する方法です。
一般的には、
でんさいを受け取る
↓
銀行へ割引を申し込む
↓
銀行による審査
↓
でんさいを銀行へ譲渡
↓
割引料などを差し引いた金額を受け取る
という流れになります。
でんさいネットによると、金融機関によって割引の受付方法や必要書類、手数料などが異なり、割引には金融機関による審査が必要です。
また、A金融機関で受け取ったでんさいをB金融機関で割引できるかについても、金融機関によって取扱いが異なる場合があります。
そのため、「銀行ならどこでも同じ条件ででんさい割引ができる」と考えるのではなく、事前に取引銀行へ確認することが大切です。
銀行と専門業者のでんさい割引の違い
銀行と専門業者の主な違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | 銀行 | でんさい割引専門業者 |
|---|---|---|
| 主な特徴 | 銀行取引の一環として利用しやすい | でんさい割引を専門的に取り扱う |
| 審査 | 銀行所定の審査 | 業者所定の審査 |
| 金利・割引料 | 銀行ごとに異なる | 業者ごとに異なる |
| 手続き | 銀行の手続きに沿って行う | 専門業者独自の手続き |
| 資金化までの時間 | 金融機関・条件によって異なる | 業者によってはスピーディーな対応が可能 |
| 分割割引 | 金融機関の取扱いによる | 対応している業者がある |
| 向いているケース | 既存の銀行取引を重視したい | スピードや柔軟な対応を重視したい |
ただし、審査基準、割引料、手続き、資金化までの時間などは、それぞれの銀行・専門業者によって異なります。
そのため、単純に「銀行のほうが良い」「専門業者のほうが良い」と決めるのではなく、自社の資金繰りに合った条件を比較することが重要です。
銀行のでんさい割引のメリット
1.普段から利用している銀行に相談しやすい
すでに融資や決済などで取引している銀行であれば、相談窓口が分かりやすく、銀行との取引関係をまとめて管理しやすいというメリットがあります。
2.銀行という安心感がある
普段から利用している金融機関で手続きを行えることは、初めてでんさい割引を利用する企業にとって安心材料になります。
3.銀行によってはオンラインで手続きできる
でんさいネットでは、金融機関によって「でんさいライト」などを利用した割引申込みに対応しています。ただし、割引の受付方法や取扱いは金融機関ごとに異なります。
銀行のでんさい割引で注意したいポイント
銀行での割引を検討する場合には、次の点を確認しましょう。
取扱いの有無
すべての金融機関で同じようにでんさい割引を利用できるわけではありません。
まずは、現在利用している金融機関がでんさい割引を取り扱っているか確認しましょう。
審査がある
銀行のでんさい割引には審査があります。
審査基準や必要書類、所要時間などは金融機関によって異なるため、事前に確認することが重要です。
資金化までの時間
「今日中に資金が必要」という場合は、銀行の受付時間や審査、手続きにかかる時間を確認しておく必要があります。
専門業者のでんさい割引とは?
専門業者によるでんさい割引は、でんさい割引を専門的に取り扱う事業者に、支払期日前のでんさいを譲渡して資金化する方法です。
株式会社三及では、でんさいの内容を確認したうえで審査・見積りを行い、審査後にでんさいネット上で譲渡記録を行って資金化する流れを案内しています。分割して必要な金額だけを割引することも可能です。
三及では、電話・メール・FAXなどから相談でき、最短15分で審査・見積り、条件によっては即日現金化に対応しています。
専門業者を利用するメリット
1.スピードを重視できる
資金繰りでは、「来月必要」ではなく「今日必要」というケースもあります。
専門業者の中には、でんさい割引を専門的に取り扱い、迅速な審査・見積りに対応しているところがあります。
三及でも、最短15分で審査・見積りを行い、条件が整えば即日現金化に対応しています。
2.必要な金額だけ資金化できる
でんさいは分割して譲渡・割引することができます。
例えば、1,000万円のでんさいについて、500万円だけ資金が必要であれば、必要額だけを資金化するという使い方も可能です。
3.銀行以外の選択肢として比較できる
銀行での審査や条件、資金化までの時間が自社の希望と合わない場合には、専門業者を比較することで、資金調達の選択肢を広げることができます。
銀行と専門業者、どちらを選べばいい?
どちらが適しているかは、会社の状況によって変わります。
銀行が向いている企業
- 普段から取引している銀行で完結させたい
- 資金化まで時間に余裕がある
- 銀行との取引関係を重視している
- 銀行の条件で問題なく利用できる
専門業者が向いている企業
- できるだけ早く資金化したい
- 銀行以外の選択肢も比較したい
- 必要な金額だけ資金化したい
- まずは割引料を見積もって比較したい
- 全国対応など、柔軟な対応を希望している
大切なのは、「銀行か専門業者か」を最初から決めるのではなく、割引料・審査・資金化までの時間・手続きなどを比較することです。
でんさい割引を利用する前に確認したい5つのポイント
① 割引料はいくらか
同じ額面のでんさいでも、条件によって受取金額は変わります。
見積りを取り、実際にいくら資金化できるのか確認しましょう。
② いつ資金化できるか
「今日中に必要」「○日までに必要」など、資金が必要な日時を明確にしておきましょう。
③ 必要額だけ割引できるか
全額ではなく、一部だけ資金化したい場合は、分割割引に対応しているか確認しましょう。
④ 必要書類は何か
でんさいの開示情報など、審査に必要な資料を事前に確認しておくと手続きをスムーズに進められます。
⑤ 複数の選択肢を比較する
銀行だけでなく、専門業者も含めて見積りを比較することで、自社にとってより適した条件を判断しやすくなります。
まとめ|銀行と専門業者を比較して、自社に合った方法を選びましょう
銀行のでんさい割引は、普段から利用している金融機関で手続きを進められるというメリットがあります。
一方、専門業者のでんさい割引では、専門的なノウハウを活用し、スピードや柔軟な対応を重視できる場合があります。
でんさいネットでも、でんさいは支払期日前に割引できる一方、取扱可否・審査基準・所要時間などは金融機関によって異なると案内されています。
そのため、
「銀行だから安心」
「専門業者だから早い」
と単純に決めるのではなく、割引料・審査・資金化までの時間・必要書類・分割対応などを比較することが大切です。
株式会社三及では、でんさい割引について全国からご相談・お見積りを受け付けています。でんさいの内容が分かる資料をご準備いただければ、審査・見積りについて相談できます。
「銀行と専門業者、どちらが自社に合っているか分からない」という場合も、まずは条件を比較してみることをおすすめします。
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