2026年10月
でんさいの資金化とファクタリングの違いとは?中小企業が確認したい5つのポイント
「売掛金を早く資金化したい」
「でんさいの支払期日まで待たずに資金を確保したい」
このような場合、企業が検討する方法はいくつかあります。
代表的なものとして「でんさい割引」と「ファクタリング」がありますが、両者は同じものではありません。
この記事では、それぞれの仕組みを理解するためのポイントを整理します。
でんさい割引とは?
でんさい割引とは、支払期日前のでんさいを割り引いて、早期に資金化する方法です。
通常であれば支払期日まで待って受け取る資金を、一定のコストを負担することで早く資金化することができます。
資金繰りの状況によっては、短期的な運転資金の確保に活用できます。
ファクタリングとは?
ファクタリングは、企業が保有する売掛債権をファクタリング事業者などへ譲渡し、一定の手数料を差し引いたうえで資金化する仕組みです。
売掛債権を早期に資金化するという点では共通していますが、対象となる債権や契約の仕組みなどに違いがあります。
でんさい割引とファクタリングを比較するときのポイント
1.資金化したい債権は何か
まず、自社が保有しているのが「でんさい」なのか、それ以外の売掛債権なのかを確認します。
資金化したい債権の種類によって、検討する方法が変わります。
2.資金化までの期間
「いつまでに資金が必要なのか」を明確にします。
今日・明日に資金が必要なのか、数週間後でも間に合うのかによって、選択肢の考え方は変わります。
3.コスト
資金化には、それぞれ一定のコストが発生する場合があります。
そのため、
資金化によって得られるメリット > 資金化にかかるコスト
となるのかを確認することが大切です。
4.取引先との関係
債権の資金化方法によっては、取引先との関係や契約内容について確認が必要になる場合があります。
資金化する前に、契約条件や手続きについて確認しておきましょう。
5.今後も継続して利用するのか
一時的な資金不足への対応なのか、毎月の資金繰り対策として利用するのかによっても、検討方法は変わります。
一時的な資金需要であればスポット利用、継続的な資金需要であれば資金繰りそのものを見直すことも重要です。
どちらを選ぶべき?
どちらが適しているかは、企業の状況によって異なります。
重要なのは、
- どのような債権を保有しているか
- いつ資金が必要なのか
- いくら必要なのか
- 資金化にどの程度のコストをかけられるのか
- 継続利用するのか
を整理することです。
「でんさいを早く資金化したい」という場合には、まずでんさい割引について確認してみるとよいでしょう。
まとめ
でんさい割引とファクタリングは、どちらも企業の資金繰りを考えるうえで検討される方法ですが、仕組みや対象となる債権には違いがあります。
自社が保有している債権と資金需要を整理したうえで、適切な方法を検討することが大切です。
株式会社三及では、でんさい割引についてご相談を受け付けています。
「でんさいを資金化したい」「支払期日前に資金が必要」など、資金繰りについてお困りの場合はお気軽にご相談ください。
2026年10月5日投稿
約束手形決済60日に短縮
政府は下請け企業への支払いに使う約束手形の運用をおよそ60年ぶりに改めると発表しました。
1966年に定めた現行の指導基準は発注者が受注者に支払う代金の入金日ついて、繊維業は約束手形の交付から90日、その他の業種は120日まで認めてきたが、新たな基準は支払いまで60日を超える約束手形に関し、下請け法違反の恐れがあるとして60日超の手形を発行する企業には政府が下請法に基づき指導するという事です。
電子記録債権やファクタリングによる支払い手段も60日超なら指導の対象となるようで、
4月にも運用方針を決めて、11月をめどに運用始めるという事です。
資本力や資金調達に余力のある大企業は対応可能かと思いますが、手形を発行しているのは大企業ばかりではないのが実情です。
受取る側にはメリットが大きい反面、支払い側の負担が非常に気になります。
支払方法の変更や支払いサイトの短縮に伴う資金繰りの支援なども併せて行って欲しいと思います。
2024年3月1日投稿
ファクタリング
無登録業者が給与や売掛債権を法外な手数料(利息)を徴収するファクタリングが横行しております。
このような現状を踏まえて、日本弁護士連合会及び各弁護士会がファクタリング被害に関す相談窓口「全国ファクタリング被害ホットライン」を開設いたしました。
資金繰りに困った事業者を狙い、繰り返し多額の手数料を徴収する事例や、返済後も債権譲渡登記を抹消しないケースも発生しております。
何かお困りのことがありましたら是非ご相談ください。
↓全国ファクタリング被害ホットライン↓
0570-073-890
2020年11月13日投稿
偽装ファクタリング
偽装ファクタリング
「偽装ファクタリング」とは、高額な手数料を差し引き、売掛債権の買い取り代金を支払うものの、正規の債権売買でないことから、買主が回収リスクを負わず、債権回収できない場合は買戻しを行わせるもので、実態は貸付けです。貸金業の登録がされていない無登録業者のヤミ金融です。くれぐれもご注意ください。
金融庁より注意喚起がされました。詳しくは弊社も加盟する日本貸金業協会のHPをご覧ください。
https://www.j-fsa.or.jp/topics/association/dark_finance.php
あたかも貸金業登録を受けているように見せかける巧妙なやり口も報告されています。 貸金業登録を受けているかどうかは金融庁のHPで検索できますので、お取引される前に検索してみてください。
https://www.fsa.go.jp/ordinary/kensaku
事業主の皆様、どうぞお気を付けください。
2020年9月15日投稿

